細切れでも効果的な有酸素運動

健康的に痩せるために重要なことは、基礎代謝量を“いかに高く保つか”ということです。

その基礎代謝量は、一般的に、20歳くらいでピークを迎え、その後は、年齢を重ねるとともにだんだんと低下していってしまいます。

これは、成長期の終わりによって代謝量が安定するようになったことと、30歳代、40歳代になると運動量が極端に減り、筋肉が徐々に衰えているためです。

筋肉量と基礎代謝量は正比例関係になるので、筋肉量が減少すれば、基礎代謝量も低下します。

30歳を過ぎて中年に差し掛かると、お腹まわりに体脂肪が溜まって太るのは、こういった理由があるわけです。

このように基礎代謝量が低下して1日あたりの総消費エネルギーが減少している中で、今までと同じ量の食事を摂っていれば、当然、過食状態となり、消費できない余分な脂肪が溜まって太っていきます。

このように食べ過ぎによって太ってしまった肥満体型を改善するには、まず、適正量の食事に戻さなければなりませんが、それに加えて運動が必要になります。

以前は、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を実践するうえで、効果的に体脂肪を燃焼させる注意点として「20分以上継続すること・・・」と、言われてきました。

体脂肪は、有酸素運動を20分間続けることで、やっと燃焼が始まるというわけです。

しかし、最近の研究によると、途中に休息を入れるなど、細切れで行っても、最終的なトータル時間が約20分以上であれば、体脂肪の燃焼効果が得られるということになっています。

ということで、少しでも空き時間があるなら、積極的に運動することをオススメします。

大澤美樹

できれば、基礎代謝量を高めて痩せやすい体をつくるために、有酸素運動を行う前に、筋肉を鍛える筋力トレーニングなどの無酸素運動を行いましょう。

そして、これらの運動を行うと同時に、筋肉を減少させないように、さらに、筋肉量を増やすために、高タンパク質で、できるだけ低カロリーの食品を選んで食べることも必要です。

最近は、巷で「○○を食べるダイエット」などと、○○だけ食べれば痩せられるというダイエット法が流行となっていますが、あっという間に短期間で痩せるという魔法のような効果は絶対にありません。

痩せるどころか、○○だけ食べ続けることで、栄養が偏って体調を崩す恐れもあります。

このようなウソやまやかしの恐れのあるダイエット法に期待するより、コツコツと長期計画で、そして、無理なく簡単に行える手法のダイエットから行うようにしましょう。